北海道十勝で長年、酪農やってます


 北海道十勝にある山中牧場は夫婦二人営んでいる小さな牧場です。十勝平野のど真ん中に位置する帯広市は、恵まれた土地を活用し、畑作や酪農が盛んです。十勝には畑作農家は700戸以上あり、ここ3,4年はあまり戸数の変化はありません。一方、十勝で酪農を営む牧場は、畑作農家の10分の1しかありません。しかも毎年、牧場は1割づつ減っています。そんな厳しい環境の中、私たち山中牧場は、十勝のまほろばの様な素晴らしい自然に感謝し、自然環境に優しい酪農を365日、毎日続けています。

 このささやかな山中牧場のホームページは、北海道十勝の素晴らし自然の中で牧場を営んでいる姿を伝えるために立ち上げました。北海道十勝にしっかりと根付いている私たち牧場の牛たちを通じて、ほんの一端でも、十勝の自然の豊かさを感じて頂ければ、これほどの喜びはありません。

毎日、牛乳、搾ってます

 山中牧場の一日の始まりの風景をご紹介します。搾乳は朝と晩の1日2回行います。搾乳機のミルカ―を使った「搾乳」→搾乳後に牛の乳頭を消毒をしながら「後片づけ」→うまく飲めない子牛には保存していた初乳をほ乳器で与えるなど「子牛の授乳」をします。

 もともと畑作よりも頭数が少ない十勝の酪農家は追い打ちをかけるように、年々減少傾向にあります。そんな中、私たちは1年365日、十勝の牛たちと向き合いながら、毎日、牧場で十勝産の美味しい牛乳を搾っています。

ブラウンスイス牛、育ててます

 「まほろば牛」とは、山中牧場で育てているブラウンスイス牛のことです。「まほろば」には、”素晴らしい場所”、”住みやすい場所”という意味があります。北海道十勝の大自然の恵みは、人間にとっても牛にとっても素晴らし場所と感じながら、私たちは長年、十勝でフリーストール酪農を営んでいます。ホルスタイン牛が主流の中、ブラウンスイス牛の飼育は私たちにとって新たな挑戦です。まだ、数頭ですが、より大切に育てたいとの思いを込めて、まほろば牛と呼んでいます。



山中牧場のホルスタインの説明
北海道十勝の山中牧場で生まれたホルスタインの子牛
ホルスタイン 山中牧場には、約60頭います。

どんな牛なの?

(Wikipediaより)

名前の由来はドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州から来ています。黒白または白黒の斑点が特徴。日本では乳牛としてのイメージが強い牛ですが、ヨーロッパでは肉乳両方で飼育されています。標準体格は、雌で体高141cm、重650Kg、雄で体高160cm、体重1100kgあります。乳質は比較的薄めで飲用に適しおり、全牛種の中で最も乳量が多い牛です。
北海道十勝の山中牧場のブラウンスイス
北海道十勝の山中牧場で生まれたブラウンスイスの子牛
ブラウンスイス 山中牧場には約10頭います。

どんな牛なの?

(畜産Zoo館より)

スイス原産の3用途(乳・肉・役用)の牛をアメリカで乳牛用に品種改良された牛。被毛は全身灰褐色の単色で、鼻鏡と口のまわりは白色になっているのが特徴。乳量がホルスタインに比べて少ない。そのため、その特徴が活かされていなかった。しかし、近年、チーズ等の加工品には向いてことが評価され、飼養頭数も増えている。


山中牧場のある日の風景


ブラウンスイス牛、生まれました。

-23℃で体調が悪くなりジャケットを着せました。ちなみに名前は白菊です。

(2017年1月24日(火))

 

 

白菊は1/8午後7時に誕生、名は百人一首の白菊の花を読めるから引用、気温は-20℃ 強制哺乳で4Lの初乳を飲ませカーフウォーマーへ(弱い電気が子牛を温めてくれる)。翌朝-20屋外のハッチへ移動、今年は凍れがきつくマイナス23に何度もなりますが、全ての牛同様に飼育をしていました。25日便に血が混じり、獣医に見てもらい点滴、どうやらこの寒さに適応できなかったらしい、再びカーフウォーマーへ26日も点滴。

2017年1月(更新)

ある秋の日、子牛が脱走ーーー!!!

実習生は見た!ある夏の山中牧場の風景

 北海道十勝の山中牧場のある夏の日の風景です。実は、この写真は、昔、十勝に酪農実習生で来てくれたアヤちゃんが撮影してくれたものです。長年、十勝の豊かな自然の中で牛たちと過ごしている私たちにとっては、今も変わらない当たり前の風景です。でも、彼女の視線で見ると、十勝の自然の中に数々の目新しい新鮮な発見があったようです。

山中牧場のミャーと牛たち

 牛乳のように白い猫のミャーは山中牧場とともに10年以上も一緒に暮らしているおばあちゃん猫です。ネズミなど菌を媒介する動物の駆除など、彼女にも立派な仕事があります。